Ça va aller❁

中央アフリカのカメルーンで、情操教育普及活動に取り組む協力隊員の記録

カメルーン紹介1

 

 

 カメルーンの国旗です。

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  アフリカの色(緑赤黄)の国旗で、緑は繁栄の希望を、黄色は太陽とサバンナを、そして赤地に星はカメルーンが1つに統一したことを表しています。

 

 

  日本との時差はマイナス8時間。フランスで乗り換え、19時間のフライトでした。  西にナイジェリア、北東にチャド、東に中央アフリカ共和国、南東にコンゴ共和国、南にガボン、南西に赤道ギニアに隣接しています。

 

 

 カメルーンって、どんな国??なのかを簡単に紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

  地形

    面積は日本の1.26倍の475,440㎞²、人口2,225万人の緑豊かな国で、「アフリカの縮図」と呼ばれるほど、アフリカ独自の地形や気候がそろっている面白い国です。

 

 例えば、サバナ地帯である中部のアダマワ高地を境に、ステップが広がる北部と熱帯林に覆われた南部とに分かれており、北部 (ステップ気候、サバナ気候)から南部(熱帯雨林気候)に移動するに従い、気候が湿潤となっています。

 

 またカメルーン火山列は、最高峰のカメルーン山のある海岸から北部で国を東西に横断する形で連なっており、ギニア湾から15km-150kmまで広がった海岸平野は、森林で覆われていて非常に暑く、世界で最も湿度が高い所があるそうです(Wikipedia参考)

  

 

 ちなみに、北部の景色は格別だと現地の人から聞きました。一面に草原が広がり、ライオンやシマウマなどの動物が生息し、人々の住む村も非常にユニークで素敵だそうです。特にチャド湖に近いマンダラ山地には、高くそびえる奇岩で知られる観光地「ルムスィキ」があり、何かと私のみたい景色が北部に集中しています。残念ながら、現在ボコハラムの影響で北に行くことはできません。本当に、本当に、いろんな意味で残念です。

 

 

 民族と言葉

  1960年に独立を果たしたカメルーンの公用語は、フランス語と英語です。

カメルーンは10州(Région)、58県(Départements)に分かれていて、ナイジェリアと接でする北西州と南西州の2州は、元イギリスの委任統治領なので英語を話し、その他の8州はフランス領だったのでフランス語を話します。ドイツの保護領だった名残でドイツ語を話すところもあると聞きました。

 

  南部と西部はファン族、バミレケ族、先住民族のバカ・ピグミー。北部はドゥル族、フラニ族などに分かれているそうですが、民族集団はなんと270以上あるそうです!!その分たくさんの現地語があります!!

 

これだけたくさんあると共通の言葉が必要なので、町の看板や人々の会話は公用語が使われています。ちなみに私の活動言語はフランス語。まだまだ上手く会話できないし何言われているのか分からないことが多々あります。このままでは活動もままならないので最近少しずつ勉強し始めました…。

 

 

 宗教 

   宗教はキリスト教が約70%、イスラムが約20%、その他は土着の伝統宗教です。だいたいムスリムの人達は地域ごとに固まって住んでいるような気がします。来ている服などですぐ分かります。

 

ガボン近くでは、なんやら怪しい呪物崇拝の宗教があるらしいですが、詳しくはよく分かりません。でもあるそうです。。。