Ça va aller❁

中央アフリカのカメルーンで、情操教育普及活動に取り組む協力隊員の記録

てづくり小麦粉絵の具が喜ばれた

 

 今日は例のでかい鶴に、カメルーン国旗カラーの色付けを行いました。子どもたちはわいわい楽しみながら指で点々模様をつけていました。

 

色付けに使ったのは、市販の絵の具ではありません。市販の絵の具は高いし、チューブも小さいので教室のみんなが使うと一瞬でなくなってしまいます。

そこで、いい方法がないかと前々からずっと考えていました。

そして、思いついたのが小麦粉と水でかさましをするということです(笑)

 

 

日曜日、1日停電していたのでキッチンでロウソクを灯しながら頑張って作ってみました。

 

空き瓶と入れ物に赤緑黄(実際はもう少し濃い色です)

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~作り方~

 

①なべに適当な量の小麦粉をふるいにかけながらいれ、水を適量入れます。

②焦げないようによくかき混ぜ、少し透明っぽくなったらベースの出来上がり。

③それにカラーのチョークを削り入れ、混ぜながら好みの色になるまでチョークの量を 

 調節していきます。

 

以上です。

 

 

 

 カメルーンはカラーチョークの数が豊富で、小麦粉も安い!

小麦粉1kgでたしか100円するかせんかくらいです。少しの量でも作れたので、もし1kg分使えばかなりの量になると思います。

量もたっぷり使えて経済的♬

ちなみに感触も面白いので孤児院のちびっ子たちには大好評でした。

 

 CM1の先生2人も小麦粉絵の具に興味津々で、「これはいい」とずっと喜んでくれました。しまいには隣の教室の先生までやってきて、何やらずっと小麦粉絵の具の話をしていました(笑)子どもら待ってるよ?・・・(;・∀・)

でも先生たちのそんな様子を見て嬉しかったです。

 

 

 カメルーンにはマニョック(芋)を使った製品がよく売られています。

マニョックの粉やマニョック石鹸など。ブティックやマルシェに行けば簡単に手に入ります。

 

 先生が絵の具を見ながら急に「小麦粉でできるんであれば、マニョックの粉でもできるんじゃないかしら。うちにマニョック畑があるから買う必要もないわね。」と言い出しました。

確かに、、、それって小麦粉より現地の人にとって身近かも?!

そのときマニョック石鹸のあのネツトリ感を思い出し、「マニョック石鹸でもできないかな?」と聞くと、「私家で試してみるわ。」と言いました。

やっぱ、この先生スキです♡

また試して上手くいったら記事に書きます。

 

 

 

 

 

 

 さあ、明日はいよいよ事務所で展示会!町中の小学校から作品が集まってきます。

「環境、平和、テロリズム、人権」というテーマのもと、どんな作品を作成してきたのか、見るのが楽しみです。

 

CM1の子どもたちは作品の説明を大勢の大人の前で行う予定です。うひょー。がんばれー(^^♪