孤児院と子どもたち
家から数分歩いたところに、スイス資本の小さな孤児院があります。
そこへはもうスイス人ボランティアが来ておらず、今はおそらく資金のみの支援になっています。
私がその孤児院を訪れたのは、8月5日に任地のンバルマヨへ派遣されて間もないころ。
一年前からすでにそこで活動されているもう一人の隊員Tさんに紹介され、毎週末一緒に孤児院に行っては子どもたちとダンスや歌を歌って遊んできました。おかげさまで、毎回本当に良い経験をさせてもらっています。
孤児院には3歳から中学生くらいまでの幅広い年齢層の子どもたちが一緒に暮らしています。とてもかわいくて元気がよいのですが、すぐ喧嘩する、約束を破る、自己中心的な態度をとるなど、倫理的なものが欠けている感じのところがあります。小学校ではそういうのは教えられないのでしょうか。
Tさんは遊びを通してそれらの指導を行いつつ、子どもたちと関わってこられたそうで、一年前と比べるとだいぶ成長したのだそうです。
孤児院を経営するパパもママもその息子も皆本当にやさしく、私たちボランティアをいつも温かく迎え入れてくれるとても良い雰囲気の孤児院です。もう数回行きましたが、私はすっかり気に入ってしまいました。
来月から学校と事務所が動き始め、私の活動も始まりますが、それでも毎週末、余裕があればみんなに会いにふらっと行こうと思います。2年間孤児院の子どもたちの成長を見守りつつ、一緒に成長していけたらいいなあ。