Ça va aller❁

中央アフリカのカメルーンで、情操教育普及活動に取り組む協力隊員の記録

ドゥアラでイベント開くの巻

 

 

   10月2日~4日にかけてドゥアラに滞在していました。

ドゥアラはカメルーン最大の都市であり、治安の悪さもカメルーンで一番悪いとも言われている場所です。

まさか移動禁明け当日がドゥアラになるとは思ってもいませんでしたが(笑)

 

 

 

 

 何をしにわざわざ何時間もかけてドゥアラまで向かったのかというと、実は1か月前グリーンティアトルという団体に同任地の先輩隊員Tさんと中央アフリカ人の友達ピコ(ちなみに彼はコメディアン)の3人が招待され、ドゥナベリーという村で子ども向けイベントを開くことになったからです。

 

 

招待されてイベントを開きにいくなんて、何かすごい♡ と、うきうきしました(笑)

 

もし、これが私一人だと現実にならない話なので、本当に人脈の大切さをその時実感じました。

 

 

 

 

 

 

 ドゥナベリーは、ドゥアラの奥の、まさにアフリカンな草原の中にある村です。 

私の移動当日は、首都ヤウンデでの図画工作展の後ドゥアラに向かうというハードスケジュールだったため、イベントの前にもうすでに疲れていてバスの中でずーっと寝ていました💤…。

 

 バス停につくとグリーンティアトルの代表が私たち3人を迎えにきてくれ、そのままタクシーで村に向かいました。草原の中に車1台分のひと筋の道があり、そこを1時間以上ずんずん進んでいく感じです。すごい場所に来たな・・・というのが正直な印象でした。

 

 その日の晩は村長の家で一泊。村落隊員はこんな感じの暮らしをしているのかなあと思いつつ、明日に備えてぐっすり眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 

 そして翌朝。

 

雨と鶏の声で目が覚めて外に出ると、道に大きな川ができるほど雨がザーザー降っていました。

 

天気が心配でしたが、村人と一緒に村はずれの小さなブティックまで歩き、パンと豆の朝食をとっていると、少しずつ青空が見えてきて、いいタイミングで晴れになりました。

 

 

 会場は村長の家の庭です。ブティックから帰ると村の子ども達がもうすでに集まっていて、外国人のうちらを見て不思議そうな顔をしていました(笑)

それでもイベントが始まると一気に打ち解け、皆わいわいお祭り騒ぎ!!

 

 行った内容は、ペイント体験(私)、折り紙体験(Tさん) お昼を挟んでダンス(3人)、ボールゲーム(3人)、歌遊び(ピコ)、環境教育プチ講座(Tさん)です。

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イベントが終わった頃には辺りはもう薄暗かったです。

 

子どもたちは、夢中になって楽しんでいました。いや、朝から夕方まで、子どもたちと夢中になって楽しみました。子どもたちを元気にするイベントというコンセプトだったけれど、私も子どもたちからたくさんパワーをもらった気がします。

 

 

 お別れのとき、小さな手を精一杯振りながら「さようなら!!ありがとう!!!」と言ってくれて、感動しました。こういう時、協力隊ってええな~って思うなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 その日の夜、3人でこの国に唯一あるという日本料理屋さんに行く予定やったのに、カメルーンなので予定外のことが色々おこってしまい、日本料理にありつけなかったのが唯一の心残り( ;∀;)

 

 

今度絶対チャレンジしてやるぞ~!と心に決め(笑)、その日の夜は団体が手配してくれたホテルで爆睡しました。

 

疲れたけど気持ちのよい疲れです。

この濃い2泊3日は貴重な貴重な経験でした。

 

 

ヤウンデでの展覧会

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平和の鶴を完成させ、教育事務所で代表の子どもが作品を上手にプロデュースし、見事10月2日ヤウンデ行きが決定しました。 10月2日は移動禁明けの日でもあったんで時期がぴったり合いました。

 

 

 

 

 当日の朝、7時事務所出発と聞いてたので、家を6時半に出てきましたが結局事務所を出たのは8時過ぎ。。。(笑)よくある話ですね。

 

 4人が精一杯の車に、マダムデレゲ(教育事務所長)、ドライバー、先生、子ども、職員、私の6人といくつかの作品と荷物が乗り、ぎゅうぎゅう詰めになりながら会場に向かいました。

 

 

 

 会場につくと、各学校が場所取りに必死になっていて、ありとあらゆる手段を使って作品を置く場所を確保していました。

 

一般客の他、教育関係者、審査員、どっかのえらいさん(?)みたいな人が沢山いて、作品を見回っていました。

 

折り鶴に興味を持つ人が結構いて、先生と私でプレゼンしまくりました。

しかもこの先生、やっぱすてき♡

鶴の折り方をマスターして、来てくれた人に折って説明している。昨晩何羽も鶴を折って練習してきたそうです。すごすぎます(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 他のブースも見てみました。

 

やっぱりボコハラムや自爆テロに関する作品が多く目立ちました。

一瞬鳥肌が立つような作品にも出会いました。

子どもの作品って、ストレートに感情が伝わってくるというか、作品の中にあるメッセージ性にドキッとさせられます。

 

 

 そして、皆が作品を展示する一番の目的は、大臣に作品を見てもらうためです。

各ブースにいる子どもも、それに合わせて作品の説明を準備してきています。

 

しかし、毎度かなり遅い時間に来るようで、いつ来るかといった時間が分かりません。

 

私はその日の14時までには会場を出てドゥアラに向かう用事があったので、いつ来るのかまだ来ないのかとずーーっと待っていました。が、とうとう来なく、会場を後にしました。

 

 翌週マダムデレゲに様子を聞くと、大臣は17時に来たとのことでした。ほんまびっくり!!朝から17時まで・・・・・・・。ひ、ひどすぎる。

 

でも、子どもも上手に作品の説明をし、大臣も平和の鶴を大変気に入っていたと聞いて、すごくうれしかったです。

 

それにしてもよう頑張ったなあ、あの子。今度会ったら褒めてやんなきゃ。

マダムデレゲ、先生 ありがとう。

 

てづくり小麦粉絵の具が喜ばれた

 

 今日は例のでかい鶴に、カメルーン国旗カラーの色付けを行いました。子どもたちはわいわい楽しみながら指で点々模様をつけていました。

 

色付けに使ったのは、市販の絵の具ではありません。市販の絵の具は高いし、チューブも小さいので教室のみんなが使うと一瞬でなくなってしまいます。

そこで、いい方法がないかと前々からずっと考えていました。

そして、思いついたのが小麦粉と水でかさましをするということです(笑)

 

 

日曜日、1日停電していたのでキッチンでロウソクを灯しながら頑張って作ってみました。

 

空き瓶と入れ物に赤緑黄(実際はもう少し濃い色です)

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~作り方~

 

①なべに適当な量の小麦粉をふるいにかけながらいれ、水を適量入れます。

②焦げないようによくかき混ぜ、少し透明っぽくなったらベースの出来上がり。

③それにカラーのチョークを削り入れ、混ぜながら好みの色になるまでチョークの量を 

 調節していきます。

 

以上です。

 

 

 

 カメルーンはカラーチョークの数が豊富で、小麦粉も安い!

小麦粉1kgでたしか100円するかせんかくらいです。少しの量でも作れたので、もし1kg分使えばかなりの量になると思います。

量もたっぷり使えて経済的♬

ちなみに感触も面白いので孤児院のちびっ子たちには大好評でした。

 

 CM1の先生2人も小麦粉絵の具に興味津々で、「これはいい」とずっと喜んでくれました。しまいには隣の教室の先生までやってきて、何やらずっと小麦粉絵の具の話をしていました(笑)子どもら待ってるよ?・・・(;・∀・)

でも先生たちのそんな様子を見て嬉しかったです。

 

 

 カメルーンにはマニョック(芋)を使った製品がよく売られています。

マニョックの粉やマニョック石鹸など。ブティックやマルシェに行けば簡単に手に入ります。

 

 先生が絵の具を見ながら急に「小麦粉でできるんであれば、マニョックの粉でもできるんじゃないかしら。うちにマニョック畑があるから買う必要もないわね。」と言い出しました。

確かに、、、それって小麦粉より現地の人にとって身近かも?!

そのときマニョック石鹸のあのネツトリ感を思い出し、「マニョック石鹸でもできないかな?」と聞くと、「私家で試してみるわ。」と言いました。

やっぱ、この先生スキです♡

また試して上手くいったら記事に書きます。

 

 

 

 

 

 

 さあ、明日はいよいよ事務所で展示会!町中の小学校から作品が集まってきます。

「環境、平和、テロリズム、人権」というテーマのもと、どんな作品を作成してきたのか、見るのが楽しみです。

 

CM1の子どもたちは作品の説明を大勢の大人の前で行う予定です。うひょー。がんばれー(^^♪

 

 

大きな折り鶴~平和への願いを込めて~

 

 

先生  「カメルーンに平和はありますか。」

 

子ども  「いいえ、カメルーンに平和はありません。」

 

先生   「なぜそう思うのですか。」

 

子ども   「ボコハラムが人々を殺すからです。」

 

 

 

 

 

水曜日の午前、事務所の裏の小学校EPPANTで、平和について考える授業をしました。

 

 

 なぜわざわざこんなことをしたかというと、9月29日に配属先の事務所で、平和、環境、テロリズム、人権などをテーマにした小学生たちの作品展示会が行われるからです。

マダムデレゲからそれをやってくれと一週間前に頼まれ、 おお、そんな急なのもってきたかーーー!さすがやカメルーン... と思いつつも、面白そうなので引き受けました。

 

 

 

 ちょうどその翌日22日は、事務所の裏にある小学校EPPANTの授業見学の日だったので、モチベの高いCM1の先生に話してみました。すると幸いOKをゲット!!

 

2人で29日までの授業計画を立てると、先生が子どもたちにこれから行うことを一通り説明してくれました。やっぱ素敵です、この先生。

 

 

 

 作成するものは、大きな折り鶴に平和へのメッセージを書き、周りにカメルーン国旗色(赤黄緑)カラーをつけたものです。

 

そう!日本の平和のシンボルである鶴とカメルーンのコラボレーション!!(*ノωノ)

 

 

 

 

 

 

 そして、EPPANTCM1とのプロジェクトが始まりました!

 

23日の朝、まずはみんなで平和について考える。

カメルーンと日本の平和についての授業です。

だいぶ端折りますが、私が理解できた範囲の中で印象に残った内容を少し載せます。 

 

 

先生「平和って何ですか?」

 

子ども「問題が1つもないことです。」

 

先生「他は?」

 

子ども「みんなが安心して過ごせることです。」

    ・

    ・

    ・

先生「じゃあ、カメルーンに平和はありますか?」

 

子どもたち「いいえ、先生カメルーンは平和ではありません」

 

先生「なぜですか?」

 

子ども「カメルーンは平和ではありません。なぜならボコハラムが人々を殺す   

    からです。」

 

子ども「ボコハラムが何度もテロ行為を行うからです。」

 

子ども「ボコハラムが爆弾を子どもや女性に巻き付けてたくさんの人々を殺すからで 

    す。」

 

子ども「なぜならカメルーンは今戦争中だからです。」

 

 

わずか9歳10歳の子どもたちがしゃべった内容ひとつひとつに心が痛みました。

 

 

 現在カメルーン北部では、彼らと同い年の子どもたちや女性がボコハラムと思われる組織に誘拐されたり、自爆テロの目的でリュックやおなかに爆弾を巻き付けられたりして、尊い命がたくさん奪われています。

 

 

 

 

先生「じゃあ、どうすればいいだろう。」

 

子ども「ヨーロッパに助けを求めます。」

子ども「日本の政府に助けを求めます。なぜなら日本とカメルーンは友達だからで

    す。」

子ども「メッセージを政府に書きます。」

 

先生は “メッセージを書く” という言葉を黒板に書きました。

 

 

 

 

 今度は私の番です。日本の平和についてのプレゼンテーションで、広島、長崎、福島について、パワーポイントを見せながら話しました。

 

 子どもたちは、ものすごく真剣な顔で目をスクリーンから離さず聞いていました。

特に原発の放射線の威力に、驚きと悲しみの表情を見せていました。

この授業で平和について子どもたち自身で色々考え、何かを感じ取ることができたようでした。

 

 

 その後、日本では折り鶴が平和のシンボルとして用いられていることも説明。

(ここで駒ケ根訓練所での折り紙広げ隊活動が活かされるとは^^)

 

 

日本とカメルーンの話が終わった後、折り鶴に書く平和を願うメッセージを考えました。

 

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みんな真剣に紙に向かって何かを書いています。

 

何人か発表してもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本とカメルーンに戦争のない平和な日々がつづきますように。」

 

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「ボコハラム、これ以上平和を乱さないで。」

 

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メッセージ作成がひとまず終わった後、机をよけて折り鶴を折るためのスペースを作り、教室の大掃除!なんてったって、床ちょーーーきたない(笑)

 

 

 

そして折り鶴スタート! 

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ぎこちないけどみんな一生懸命折っていました。

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先生も興味津々。

 

 

 

 

そして完成!

教室は拍手と歓声で湧きました。

 

みんなで記念撮影!

 

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来週からはメッセージと色付けに入ります。

出来上がりがどんな感じになるんだろう。

どきどきわくわく。

カメルーンに来て、カメルーンで暮らして、はじめて思いました。

 

情操教育と平和はつながっているなと。

濃かった1週間、学びの多い1週間

この1週間、言葉できちんと思いを伝えることの大切さを再確認しました。

 

 

 

6校のうち、ある一つの学校で、困ったことが起きたのです。

それは、学校側と私の「ボランティア」の認識の違いです。

 

 学校側に挨拶しに行ったとき、「まだここの環境に慣れていないし、カメルーンの授業がどう行われているのかも分からないから、最初はゆっくり授業を観察させてください。」と言いました。

校長先生は了解してくれ、各クラスの先生に体育の時間割を私に伝えるよう指示してくれました(その学校は代々体育が行われてきたそう)。その時はすごくうれしくて、なんて協力的な先生だろうと思いました。時間割を確認しつつ、先生一人一人に、「この時間見学させてください」ということを伝えました。

 

 そして約束の授業見学の日。CEⅡ(3年生くらい)の教室に入って「授業見学させていただきますね」と先生に言うと、なぜか「え?」という顔をされた。「今日は授業を見学させてもらえる予定でしたよね?」……..あれれ?…なんで?え?…通じてない。なんで?もしかして、わざと?

 

 先生達とあーだこーだ話し合っていたら、子どもの顔がだんだん沈んでいくのが分かりました。ふと横を見ると、わざわざ新品の体操服を買って机に出して準備してきている子どももいたし、不安そうな目をして聞いている子どももいました。

子どもを前にしてこれ以上できないと思い、フランス語もろくにできないのにその日はしかたなく即興で授業をしました。子どもたちは大喜び!でも、心の中はこれからどういう風にもっていけばいいんだろうと、もやもや。授業後、校長先生に「最初は授業観察の時間をゆっくりください。まだカメルーンにきて学校が始まって間もないのにできません。私は専科の先生じゃないです。そういう約束でしたよね?」というと、「授業のやり方を示すのはあなたでしょ」と言われてしまって、言葉が出てこず。翌日は指導案を書いて、先生に流れを知ってもらってからもう一度体育をしたら、いい雰囲気でした。そしたら今度はCE1の先生が今日は約束の日だったねといいに来て結局また体育をその後やり、SiL(5歳)でも、かんたんな手遊びを紹介しました。運動場で「マダムちかは今度は私のクラスだよ!」「違う私のクラスだよ」と喧嘩する声も聞こえてきました。完全に私は体育の授業をする人ととらえられているようです。授業観察の話もいつの間にか忘れられていました。(どうしよう。。。。)と頭を抱えながら外で一息ついていると、今度はCM1(4年生くらい)の先生がおれのとこでもやってくれないのかと聞きに来た。

(や、むりっしょ!)

その先生に私の思いと状況をぶつけると、分かってくれました。

あっ通じたと思った瞬間、ちょっと泣きそうになりました。

一番つらいのは、子どもたちに私のクラスでは体育をしてくれないの?と言われること。

なんとかしっかり先生と話してボランティアの役割や今後の活動の流れをもう一度再確認しないと、うんんん。。。。と頭の中でぐちゃぐちゃ考えていました。

 

 

 

 

 その翌日の土曜日、気分がさえないので、景色がきれいに見える丘へ行って、2時間ほどしばらく何も考えず寝っ転がっていました。下を見ればゆっくり川が流れるのが見え、上は一面に大きな空が広がっています。風や川の音がとても心地よかったし、自分の存在や考え事がちっぽけに思えてきました。

 

起き上がった時に、なんだか吹っ切れて「よし!」と思いました。

都合のよい日本人には絶対ならないぞ!ここで負けたら終わりや!と思い、翌日、❝ボランティアの認識❞を共通理解してもらうために、私の活動の方向性と今の気持ちや今抱えている問題を素直にフランス語で書きまとめました。すると、なんだかすっきり。

 

 月曜日の朝、事務所へ行く用事があったので、マダムデレゲに思いを伝えてみました。するとマダムは私の気持ちを真に受け止めてくれ、私がフランス語で表現できないことを私と一緒に事細かに学校側に話してくれ、対応してくれました。職場に味方になってくれる人がいるってなんてすばらしいことなんだろう。改めて、職場の人たちの存在に感謝した一日でした。

 いろいろあった一週間だったけど、週はじめに手を打ったおかげで明日からはすっきりした気分で頑張れそうです。

 

やっぱ、思いは言葉にしないと伝わんないな。

しんどくても頑張ってフランス語を並べて言葉にしなきゃ何も始まらないな。と感じました。

しんどい時は、これからもどんどん言葉にして相手に伝え、時には人に頼ったりしながらゆっくり一歩一歩、歩んでいこうと思います。

 

新学期が始まった!わたしの活動1週間

   9月7日から学校が始まりました。最初の2日間は、カウンターパートと一緒に学校へ挨拶に行ってきました。Mmeデレゲ(教育委員長)が紹介してくれた学校は公立校4校(内3校ドンジャポネ)と私立校2校の計6校です。

 6校の各学校の校長先生と先生方にあいさつと自己紹介をしてまわった時は、本当に疲れました。フランス語で一生懸命しゃべって聞いて答えて、夕方にはもうへとへと。それでも、これから自分が関わっていく学校と先生達に会えて、モチベーションアップです!

 

 前のブログで述べたように、新学期初日の子どもたちの出席率はやはり低かったです。教室にちょろっといる程度。

 

 9日、10日は、2校~3校ずつまわって校長先生に会いに行き、学校の情報を教えてもらったり、カレンダーを見ながら私の活動計画を一緒に考えてもらいました。  

 ここはアフリカなので、ふらっと行って「先生、子どもたちに自己紹介させてください」「先生、教室で授業を見てもいいですか」なんて言っても、きっといけちゃうんだろうけど、先生方の承諾の上で “一緒に考えて予定をたてた” という感覚を持ってもらいたくて頑張りました(*‘ω‘ *)

 

 

 とりあえず、6校の月間予定表を作って、週明けにMmeデレゲとカウンターパートに渡しに事務所へ行ってきました。すると、デレゲが6校に私その表を送るよう事務員に手配してくれました。

やりー!

一応各学校の校長先生に日付などを書いた小さな紙を渡してきてはいるものの、どっかにいってしまったり、忘れてたりなんて普通にあるから、よかったです。来月からもそうしてもらおう。

 

 ひとつ気がかりだったのは、各学校で計画作成中の2日間、マダムデレゲとカウンターパートに会えなかったこと。

学校と事務所はかなり遠いので学校のあと事務所へ行く足と私の体力がなかくていかずに終わっちゃいました。カウンターパートからは前に「私はあなたのリーダーじゃないから自分の思うように行動しなさい」と言われ、デレゲには校長先生と話し合って計画を決めるというのは伝えていたけど、うまく伝わっていたかわかんないのも事実だから、念押して今私がやろうとしていることの電話を一本入れておいてもよかったと後で少し後悔しました。

 

 でも、今回6校を自分の足で回って、校長先生や先生と話し、プチ収穫もありました。ありがたくも、体育に音楽と、積極的に私を必要としてくれている学校にも出会えて、嬉しかったです。

 あと、教室で子どもたちに挨拶をしたときの、私を見る子どもたちの目は忘れられません。

 

「外国人の先生が来たぞ」

「はやく体育したいな」

「図工って何するのかな」

「音楽どんなことするのかな」

 

みたいな感じ?

 

期待でワクワク輝いた目でした。

 

その瞬間、どんなに嫌なことがあっても、私はこの子たちのために頑張るんだ。必ずいい経験をさせてやろう、と思いました。

 

 

 

9月、まずまずのスタートを切りました。

やりたいこともいろいろ出てきて、私もわくわく。どう形にしていこうか、ワクワクします。これから12月末まで、じっくり楽しみながらやっていきます^^

日本へと旅立つ絵画を手に 記念撮影

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 バカンス期間中、もう一人のボランティアの方と一緒に孤児院で続けてきた絵画活動が今日終わりました。

 

最後までしっかり仕上げられた作品を選び、計10作品日本に送ることにしました!!!(*ノωノ)

 

 

 

 そういえば、私が活動する6校の中で、孤児院にいる子どもたちにも偶然あたりました!(笑)帰り道が同じなので一緒に帰るという面白いこともありました。

 

いやいや、ほんとおもしろいです。

歩いていたら急に走って飛びついてくることも何度か。嬉しいです。

 

 

 

本人たちは満足そうにしていました。初めて絵の具を使っての絵画。よく頑張ったと思います。「撮って撮ってー」というので何度も写してあげましたがみんな得意顔(笑)

ね?最後までがんばって仕上げると気持ちいいでしょ!

 

 

 

全員ではないですが、完成した絵をもって記念撮影しました。

はいチーズ♪

 

 

 

 

 

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